Ryzen X370 taichiにて、OC設定が反映されない不具合

2017年6月16日金曜日

自作PC

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DRR4メモリ




先日公開されたAGESA1006アップデートにより、これまでRyzenで不安定だったDRR4メモリのOCでの動作が大幅に改善され、安定して動作するようになりました。

関連記事:X370 TaichiをAGESA1006にアップデート。メモリ2933(XMP読み)で起動確認   

DDR4-3066での動作確認も済ませ、調子にのってDDR4-3200のOC設定を試していると、以下の不具合に遭遇して困りました。

PC環境


マザーボードはX370 Taichi
CPUはRyzen 7 1700
メモリはCMK16GX4M2B3000C15(2枚)  



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トラブルの症状


メモリクロックをDDR4-3200に設定してWindows10を起動
→Windows10は起動せず
→強制的に電源OFF
→再び起動してBIOS設定でDDR4-3066にクロックを落とす
→Windows10を起動
→メモリクロックを確認するとDDR4-2133で動作していることが判明
→Ryzen 7 1700も3GHzで動作している(3.6GhzにOC設定中)


再びBIOSに戻り設定値を確認すると
Ryzen 7 1700は3.6GHz、
DDR4メモリはDDR4-3066、
の設定になっています。

どうやらBIOSで設定した値が反映されなくなりました。

ほわーい?

復旧を試みる



cmosクリアは最後の手段として、まずは以下の方法で復旧にチャレンジしてみました。

PCを再起動する
→変化なし

電源OFF、しばらく放置して電源ON
→変化なし

CPUとメモリのOC設定をとりやめ、手動でデフォルト値にし再起動。
通常起動を確認。
BIOS上でRyzen 7 1700を3.6GHzにOC設定。(DDR4メモリはOCせず)
→変化なし(3GHzで動作する)


デフォルト設定をロード


いよいよCMOSクリアが必要か?と思い、その前にデフォルト設定のロードをしてみました。

デフォルト値ロードしてWindowsを起動。

再起動してBIOS上でRyzen 7 1700を3.6GHzに再度OC設定。
DDR4メモリはOCせず
→3.6GHzで起動成功

無事、元のOC環境にもどりました、

メモリも元のようにOC出来るかなと、設定を試すと問題なくDDR4-3066で起動完了しました。


原因が不明ですが、デフォルト設定に戻すときは手動で値を書き換えるのではなく、用意されたメニューからデフォルトに戻す方がよさそうです。


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まったりと生きているネットワークエンジニアです。
指先ひとつで基幹ネットワークがダウンさ(トラウマ事例)
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