AHCI Link Power Management(LPM)の設定値によってはSSDでプチフリが発生

2023年1月17日火曜日

自作PC

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電源プランの設定によってはSSDでプチフリ発生する場合があり


原因はLPM未対応SSD


例えばAMDはWindows向けに最適化したRyzen用の電源プラン設定(Ryzen Balanced No Core Parking)を配布していますが、Ryzen Balanced No Core Parkingで設定されているハードディスクの項目の中で、AHCI Link Power Managementが「HIPM」で設定されているため、LPM未対応SSDを使用している場合、プチフリの問題が出るケースがあるようです。

※LPM未対応SSDは相当古いタイプ

電源プラン設定




プチフリ対策


上記の場合、AHCI Link Power Managementの項目を「HIPM」→「Active」または「DIPM」に変更することでプチフリが解消されます。

DIPM


なおAHCI Link Power Managementの項目は標準では表示されないため、レジストリの変更が必要になります。

レジストリ変更


レジストリエディタで下記の値を書き換えます

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings\0012ee47-9041-4b5d-9b77-535fba8b1442\0b2d69d7-a2a1-449c-9680-f91c70521c60

Attributesの値を1から0へ変更し、PCの再起動。

Attributes



設定変更後、電源プランの「詳細な電源設定の変更」をクリックすると、AHCI Link Power Managementが表示されます。

詳細な電源設定の変更

設定のプルダウンメニューから「Active」または「DIPM」に変更を行います。

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