対象ルータRTX1210、RTX1200、RTX830、RTX810、RT107e、SRT100
RTXシリーズの初期化方法
パスワードを把握している場合
パスワードを把握しておりログイン可能であるならば、cold startコマンドの実行で初期化が可能。
パスワードを把握してない場合
RTXのパスワードが不明でログインが出来ない場合は、本体ボタンで初期化が可能。
本体正面microSD + USB + DOWNLOAD の3つのボタンを押しながら、背面にある電源スイッチをオンにして起動する。
正面POWERランプが点滅状態から点灯状態に変化したことを確認して指を離す。
ヤマハのRTXルータの工場出荷時のデフォルトコンフィグ
初期化後、設定されているデフォルトコンフィグは下記の通り。
コンフィグの流し込みを行う際など、RTXに全く何も設定されていない状態とするためには、no コマンドで全て無効化する必要がある。
ip lan1 address 192.168.100.1/24
telnetd host lan
dhcp service server
dhcp server rfc2131 compliant except remain-silent
dhcp scope 1 192.168.100.2-192.168.100.191/24
※telnetd host lanについては古いファームウエアや機種によっては設定されていない
※SRT100についてはログイン/管理者パスワード「doremi」が設定されている。
その他のルータはログイン/管理者パスワードは未設定の状態となる
ログイン/管理者パスワードの設定は対話形式となるため、コンフィグをコピペで設定するのとは別に、ログイン/管理者パスワードの追加作業が必要となる。
またCiscoと異なり、RTXでは暗号化して保存したパスワードは「*」1文字で表現される
暗号化パスワードを設定する場合
# login password encryptedOld_Password: ←初期化時は未設定となっておりEnter
New_Password:
New_Password:
# administrator password encrypted
Old_Password: ←初期化時は未設定となっておりEnter
New_Password:
New_Password:
最後にSAVEコマンドで忘れずにコンフィグを保存する
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