「G3223Q」デルの32インチ4Kディスプレイのレビュー記事

2022年3月15日火曜日

自作PC

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G3223Qが到着


発売と同時にすぐに注文したデルの32インチ4KディスプレイG3223Qが到着しました。

デルのサイトを改めて確認するとクーポン適用が減り、販売価格が108,416円と登場時よりも高額になっていたため、速攻で注文を出して正解でした。

というわけでG3223Qのレビュー記事を書いていきます



箱を開けると液晶ディスプレイG3223Q本体が出てきます。

電源ケーブル、USBケーブル、DPケーブル、HDMIケーブル、スタンドの台座、出荷時の色補正完了済みの証明書が梱包されています。

液晶ディスプレイスタンドも収まっていますが、モニターアーム使用のためスタンドは箱に戻します。
そのためスタンドは未装着となり、スタンドの可動範囲は未確認です。


モニターアームを装着


モニターアームに装着したところ。
G3223Qに支障なくモニターアームに取り付けることが出来ました。
流石DELL、ASUSとは違います。

因みに下の画像はASUSのモニター(XG258)にアームを取り付けた時のものです。

モニターアームに取り付け困難です。
長いネジを別途ホームセンターで購入する羽目になりました。
かなり見た目が危なっかしいですが、一応しっかりと固定しています。

G3223Qのモニター本体の重量は6.03 kgとなります。

モニターアーム使用時の耐荷重に注意です。

マニュアルには最低でも24.08 kg(53.09ポンド)の重量/耐荷重能力を備えたUL、CSA または GS に記載されている壁取り付け用ブラケットのみを使用してください。との記載があり。


ここからはG3223Qのレビュー記事です

横から見た色合いの変化


G3223QはIPS方式のモニターですから、横から見ても当然色合いの変化は見られません。


参考
TNパネル(XG258)のモニターは端に行くほど黄色がかって見えています


別の画面表示の状態
G3223Qの場合は端が白く霞んで見えています。

TNパネル(XG258)のモニターは右側が黄色がかってみえています。
見比べてみるとIPSとTNの差が一目瞭然です。


なお正面から見る分にはあまり違いはありません。

まあそうは言っても画面が32インチと広いこともあり視線移動距離もそれなりにあるため、色合いの変化が少ないIPSパネルの方が良いことは間違いありません。

G3223Qの正面画像


TNパネル(XG258)の正面画像





高リフレッシュレートの動作確認


Windows11ではDPケーブルで接続して起動すると自動で144Hzのリフレッシュレート設定になっていました。
Windows10の時は240Hzのモニターを繋いでもデフォルトのリフレッシュレート、60Hzに設定されていたので、Windows11になってモニター設定周りの動作が改善された可能性があります。





リフレッシュレートの動作確認に便利な下記サイトで確認します。


G3223Qのリフレッシュレートは最大144Hzのため、240fpsの表示に対して効果がないと思っていましたが、240fpsの項目は120fpsよりも若干滑らかに動いているのが目視で確認できました。

なお試しにスマホのカメラで撮影してみました結果が下記の画像です。
まあブレますよね。

G3223Qでリフレッシュレート144Hz設定の画面を撮影。


XG258でリフレッシュレート240Hz設定の画面を撮影。


なおどちらが滑らかに表示されるかと言えば、そこは当然XG258の方が滑らかです。

G3223Qの高速表示については240fps並みとは言いませんが、ボヤケがほぼ気にならない感じの視認性でした。

APEXなどのFPSを遊ぶ分には十分かと思います。
(4K解像度で十分なFPSを叩き出せる高スぺックPCが必要ですが)

サイズ感について


これまでメインモニターは27インチWQHD(2560×1440)のものを使用していました。

今回、32インチで解像度4Kとなったことで、画面端まで視線を移動する際にこれまでより多く視線移動させる必要を実感し、かなり広さを感じます。

ただ初めて27インチのモニターを購入した時も画面の広さに戸惑いましたが、しばらく使えば慣れたので4Kもすぐに慣れるでしょう。

また、作業スペースがかなり大きくなり広々と使え、アプリを複数立ち上げの際に切り替えやすくストレスから解放された感がありますね。



OSD操作


日本語表示に対応しています。
背面ジョイスティックはASUSに比べると若干操作しにくい印象です。

OSDの応答時間設定について
Fast(高速)、Super Fast(超高速)、Extreme(エクストリーム)と選べますが、マニュアルにも説明がありませんでした。

デフォルトでFast(高速)となっていましたが、説明が欲しい項目です。
特にデメリットがないならExtreme(エクストリーム)にしておいた方が性能が良さそうな感じですが果たしてどうでしょうか?

OSDはこんな感じです。

FPSとかRTSモードなどが選べます。
ゲームがトップに来るあたりゲーミングモニターって感じですね。



PS5との接続


PS5未入手につきPS5とG3223Qの接続テストはできません。
PS5の入手性は一向に改善されないですね・・・

PS4を繋いでみましたが問題なく綺麗に表示されました。(4倍に拡大しているのかな?)


Dell Display Manager


デュアルディスプレイや複数マシンでG3223Qを使う場合、Dell Display Managerを導入しておくと便利です。
ショートカットでDP接続からHDMI接続に変更が出来るように設定が出来たりするため、OSDで設定変更がしなくて済みます。

輝度やコントラストもPC上で設定が可能と何かと便利でした。

その他

これまで使っていたモニターはバックライトがへたっていたのか、G3223Qではかなり画面が明るく感じます。
若干まぶしく感じるため、輝度をデフォルト値75から少し落として運用しようと思います。

非光沢なこともあり、画面のぎらつき/ザラつきは感じませんでした。

そういえばdisplayportのバージョンは1.4なんですね。
もうとっくにdisplayport2.0対応モニターが出回っているのかと思っていましたが、勘違いだったようです。

そのため144Hz表示の際はディスプレイストリーム圧縮 (DSC) となっています。
マニュアルにはDSC 有効、視覚的にロスレス、と記載あり。

圧縮されていても視認出来るレベルではないようなので、実際のところDP1.4で全く問題は無いように感じます。

またドット抜けも見当たらず、非常に満足しています。



マットブラック 34インチ(3.2~11.3kg)まで対応

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まったりと生きているネットワークエンジニアです。
指先ひとつで基幹ネットワークがダウンさ(トラウマ事例)
サーバー周りは勉強中。
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