ATX3.0対応電源の購入より、安価な電源と12VHPWRケーブルの組合せの方が安上がりかも

2023年2月25日土曜日

自作PC

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ATX3.0対応電源が高い


GPUをRTX4070Tiに交換するために情報収集した結果、電源も交換した方が良さそうとの結論になりました。

・12VHPWRコネクタをGPU付属の変換ケーブル無しでストレートに接続したい
・そろそろ電源のへたり具合が心配(6年ほど使用中)
・そもそも使用中の650WではRTX4070Tiの推奨電源容量750Wに足りてない

ATX3.0対応の電源の価格を価格コムで確認すると、19,800円前後の製品が2台ありました。
ASUSのTUF-GAMING-750Gと、FSPのHydro GT PRO ATX3.0(PCIe5.0) 850W HGT-850.GEN5です。

なおアマゾンと楽天で確認すると2万円越えとなっており、いつもの通販サイトを使おうとすると割高となっています。

そこで安価な電源と12VHPWRケーブルと組み合わせて使用する方法を検討しようと思います。

ATX3.0とは

ATX3.0とはIntelが発表したPC用電源の新しい仕様規格でGPU用の専用電力供給コネクタ(12VHPWRコネクタ)や可変電力供給量などの特徴を持っています


ASUS PSU 電源ユニット PCIE5.0 フルモジュラー 80 Plus Gold 認定 750W





FSP 80PLUS GOLD認証 フルモジュラー方式 ATX3.0規格 PCIe5.0対応850W電源】



純正の12VHPWRケーブルを出しているメーカーを確認

CORSAIR

「PCIe5.0 12VHPWR PSU Cable」2,500円
「RM750(2021モデル CP-9020234-JP)」15,500円
合計18,000円ほどで、ATX3.0対応電源よりは若干安価となっています。



CORSAIR 12+4ピン 電源ユニット用モジュラーケーブル PCIe Gen 5 Type-4 600W 12VHPWR フラットケーブル ブラック



PC電源ユニット 750W 80PLUS Gold認証 フルモジュラー ATX 2021モデル CP-9020234-JP PS1129


SilverStone

SilverStone製電源はCORSAIRと比べると高いですね
「PP14-EPS(SST-PP14-EPS)」3,500円
「SST-DA750-G(DA750 Gold) 」23,000円
合計26,500円ほどになっています。

SilverStone製電源ユニット(第3世代モジュラー)と互換性のある12VHPWRケーブル



SilverStone DECATHLONシリーズフルモジュラーATX電源 80PLUS GOLD認証 750W



Seasonic

SeasonicはケーブルがCORSAIRよりも高く、4,200円ほどなっていました。
また使用可能電源が850Wからと割高です。
「SS-12VHPWR」4,200円
「FOUCS-PX-850S」25,000円
合計29,200円となっており、これなら最初からATX3.0電源を購入した方が良さそう


最大600W給電に対応 SEASONIC製電源用12+4ピンコネクタ12VHPWRケーブル



Seasonic製 ATX電源 850W 80PLUS GOLD認証 フルモジュラー ハイブリッドファンコントロール 120mm FDBファン搭載


Thermaltake

Thermaltakeのケーブルは安価で2,000円ほどでした。
「Sleeved PCIe Gen 5 Splitter Cable(AC-063-CN1NAN-A1)」2,000円
「Toughpower Grand RGB 850W Gold PS-TPG-0850FPCGJP-R」14,500円
850Wで日本メーカー製105℃コンデンサ搭載、80PLUS GOLDの認証を取得と最低限のポイントを押さえているのになぜか安いThermaltake製の電源です。
合計16,500円と12VHPWR対応電源としては最安の組合せが出来ます。



Thermaltake PCIe5.0 GPU対応 12VHPWRコネクタ スリーブケーブル



Thermaltake TOUGHPOWER GRAND RGB -850W -NON DPS- 80+GOLD PC電源ユニット



SUPER FLOWER

「SF-2X8PIN-16PIN/2X9PIN-16PIN」2,500円
「LEADEX V G130X 750W」20,000円
合計22,500円

SUPER FLOWER製電源用の12VHPWER変換ケーブル



SUPER FLOWER 電源容量:750W 80PLUS認証:Gold



まとめ

GPU付属の変換コネクタを使用せず、別途用意した12VHPWRケーブルを使う場合、最安はThermaltake製で揃えることで、16,500円ほどで12VHPWR対応電源として使えます。

ただThermaltake製の電源を使ったことが無く、評価がわからないため、評判を調べる必要がありそうです。

まあOEM電源なので品質管理とサポートはしっかりしているか、という話になるのですが、Thermaltakeも歴史の長い企業なのであまり心配する必要はないと思っています。

次に安いのはCORSAIRの合計18,000円。
個人的にはThermaltakeよりもCORSAIRの方が信頼感が高いため、ブランド力を買ってCORSAIRで揃えたくなります。

という事で、パーツをしっかり選べば2万円以下で揃えられることが確認出来ました。

ATX3.0対応電源が最初から安ければそれが一番良かったんですが、2023年現在はまだ安価な価格帯で出しているメーカーがないため、仕方がないですね。

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まったりと生きているネットワークエンジニアです。
指先ひとつで基幹ネットワークがダウンさ(トラウマ事例)
サーバー周りは勉強中。
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