PCが妙に重いと思ったら、ask toolbar notifierというアプリがCPUをガリガリ使って邪魔していました。
タスクマネージャーのプロセスを見ていると、Firefoxを立ち上げと同時にask toolbar notifierが突然CPUを占拠することから、ask toolbar notifierはFirefoxのアドオンとして使われているようです。
Firefoxのホーム画面や検索窓に関して何も変化しておらず気がつかなかったのですが、いつの間にかこっそりとask toolbar notifierがアドオンとしてインストールされていました。
ウイルスみたいですね!
ask toolbar notifierだけでCPU使用率を14.5%占有と異常に高い状態です。
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ask toolbar notifierとは
JAVAのページより
Ask Search Toolbarは、ブラウザから直接Ask.com検索エンジンを使用してWebを検索できるようにする、無料のブラウザ・アドオンです。
どうやら最近JAVAのアップデートをした際に混入したアプリみたいです。
検索機能を利用していないのにCPUを無意味に使うAsk Search Toolbarは、PCの動作を阻害する有害アプリに認定したい。実に迷惑。
JAVAを使うアプリがあるから仕方なくインストールしていますが、出来ればJAVAをPCから完全排除したい。
Flashプレイヤーと並んで、脆弱性が多すぎます。
ask toolbar notifierの削除
先述の通り、ask toolbar notifierはFirefoxのアドオンとして動作しているため、コントロールパネルの「プログラムと機能」からアインインストール出来る項目にAsk関係のアプリはありませんでした。
小賢しい。
まずはFirefox上で削除を行います。
アドオンから削除
「アドオン」→「拡張機能」→「ask」で始まるアドオンを選択して削除ボタンをクリック
検索から削除
「オプション」→「検索」→「ワンクリック検索エンジン」から「Ask Search」をクリックして削除ボタンをクリック
Windowsのサービスの停止
「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」で「Ask Update Service」をダブルクリックします。
サービスの状態で「停止」をクリックします。
スタートアップの種類で「自動」→「無効」に変更し、「適用」ボタンをクリックします。
PCを一度再起動するか、タスクマネージャーで「ask toolbar notifier」を右クリックして「タスクの終了」をクリックします。
C:\Program Files (x86)またはC:\Program Files内にある「AskPartnerNetwork」フォルダを削除します。
これでask toolbar notifierは削除完了です。
Ask toolbarは死にました。
でも油断していると、JAVAアップデート時にまた入り込んできます。
サービスからの削除
なおこの手順ではサービスの「Ask Update Service」の項目は残ったままですので、目障りな場合は以下の手順でサービスから削除が可能です。
コマンドプロンプトを起動し、以下の入力してエンター
sc.exe delete APNMCP
※APNMCPはAsk Update Serviceのサービス名です。
Windowsのサービスの削除では、サービス名を指定します。
[SC] DeleteService SUCCESSと表示されれば成功。
サービスの項目からAsk Update Serviceは削除されます。
ちなみに、SCコマンドは管理者権限でないと出来ませんので、管理者権限でコマンドプロンプトに入って、行いましょう。
返信削除あとは、レジストリの掃除だけです。レジストリの中には、まだ、このプログラムファイルの指定が残っています。