マウスの調子がおかしい
Windows10においてマウスのクリックが出来なくなったり、マウスのサイドボタンが勝手に動作したりとマウスの調子がおかしい現象が発生しています。
サイドボタンは戻るキーに割り当てられているため、ブラウザでページ遷移をしている最中に勝手にブラウザバックしてしまったりと困ります。
またクリックが出来ない現象は致命的で、発生するとWindows操作がほぼできない状態になります。
デバイスマネージャーの状態
調子が悪い状態を改善するためデバイスマネージャーでマウスドライバの更新を試してみようと開いたところ、HID 準拠マウスが3つ並んでいました。
マウスをPCから抜き差しすると、このHID 準拠マウスが3つ表示されたり消えたりすることから、一つのマウスでHID 準拠マウスのドライバを3つ使っているようです。
ここが原因なのか非常に怪しいため、2つだけ無効にしてみました。
デバイスマネージャーを立ち上げ
スタートボタンを右クリックし、表示されたメニューからデバイスマネージャーを選びクリックします。
HID 準拠マウスを右クリックし、デバイスを無効にするをクリックします。
このデバイスを無効にすると機能しなくなります。このデバイスを無効にしますか?で「はい」をクリックします。
無効にした後、マウスカーソルがまだ動くことを確認します。
同様の手順でもう一つのHID 準拠マウスを無効にします。
HID 準拠マウス 有効1つ
HID 準拠マウス 無効2つ の状態にします。
マウスカーソルが動かなくなった場合
設定直後にマウスカーソルが動かなくなった場合、それが実際にマウスの動作に必要なドライバのため、下記の方法で再度有効にします。
ここでは赤枠の「HID 準拠マウス」を無効にした直後にマウスカーソルが動かなくなった場合について説明します。
青色で囲まれた箇所が現在選択されている箇所となります。この状態でキーボードのEnterを叩きます。
※もし焦ってキーボードを触り、異なる場所を選択していた場合はキーボードの上下キーで選択個所を移動します。
デバイス問題のトラブルシューティングウィザードが立ち上がります。
※焦りすぎてキーボードを無闇に触り違うウインドウを選択してしまっていた場合、ALT+TABでウインドウ切り替えの状態にし、ALTボタンを押しながらTabキーを何度か押し、デバイスマネージャーを選択しなおします。
Enterを叩くと下記画面が表示されます。
キーボードのTabキーを一度叩き、「デバイスを有効にする」ボタンが青枠で囲まれていることを確認してEnterを叩きます。
よくわからない場合はTabキーを何度かたたけば青枠箇所が移動するので、それで判別がつきます。
次へボタンが青枠で囲まれた状態になっていますので、Enterを叩きます。
これでドライバが有効化された状態に戻り、マウスカーソルを操作可能になります。
以上でHID準拠マウスが1つだけ有効な状態になりますので、問題が解決されるか様子を見ます。
治らなければ故障と判断し、マウスを購入するのがよさそう。
新しくパソコンを新調してからマウスの調子が記事と同じように悪く、苦戦していたのですが、おかげで治りました!丁寧な文章でありがとうございます!
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