FHDで240Hz対応のゲーミングディスプレイ XG258Qを使った所感

2019年5月3日金曜日

自作PC

t f B! P L


ゲーミングディスプレイXG258Q


まず画質についてですが、TNパネルの液晶は色変化がIPSと比べると激しく、IPSに慣れていると普段使いにはあまり向いてないです。
この辺りは予想していた通りで、ゲーミング液晶ディスプレイはゲーム専用と割り切るべきですね。
FPS等ゲーム中なら色合いの変化はほとんど気にならないですから。
 

現在はXG258Qと、もとから利用していたDELLの27インチIPS液晶の2台体制で運用しています。

ゲーミング液晶ディスプレイの購入検討当初は今のディスプレイを置き換え1台のモニターですべて賄えるものを、と考えていました。

モニターを設置するスペースを確保出来るなら、用途に合わせて複数台用意する方が使い勝手がよいという結論に達したのは間違いではなかったと思います。

 

付属品について

XG258Qに付属するDPケーブルとHDMIケーブルが1.8mくらいと割と長めで、取り回しが楽でした。

1mだとほぼ使い物にならない長さで、1.5mだとギリギリになりがちですから良い長さでした。

設定関係

・FreeSync(G-sync)はDPケーブルで接続していないと有効にできませんでした。

XG258QのOSD上で有効をチェックすることが出来ず、NVIDIAコントロールパネルでも 「G-SYNCの設定」 項目が表示されません。

HDMIケーブル接続ではダメなんですかね。

【DP接続の場合】

デメリット

G-SYNCを使うと滲み(残像感)が酷くなる?


G-SYNCを有効にしてFPSをプレイした際、画面を左右に振ると強く滲んで表示されます。

無効にしていても多少滲んで表示されますが、有効にした場合より酷くなるため、ゲームする際に気になりました。


対策として、ASUSにはELMB (Extreme Low Motion Blur)という黒挿入の機能を持っていますけれど、以下の制限があります。

・240Hzの状態では使用できない
・G-SYNCと併用できない

そのため、リフレッシュレートを144Hzまで落とし、なおかつG-SYNCを無効にしないと駄目となってしまい、せっかくの240Hz表示可能というXG258Qの良さが生かせません。

また試しにELMBを使ってFPSを遊んでみましたが、あまり効果を感じるほど有用な機能ではなく、滲みを感じる場合はG-SYNCを無効化して240Hzでそのまま利用するのが一番よさそうです。

なお、無効のままでもテアリングの発生が確認できるような状況にはなっていません。


VESA規格に不完全対応/使えるモニターアームを選ぶ

一応VESA対応という事になっていますが、グリーンハウスのモニターアーム(GH-AMCF02)ではそのままではマウントできませんでした。

Amazonのレビューでも言及されている通り、利用できないモニターアームが多すぎると思います。

デザイン優先した結果の惨状でまともにモニターアームが使えないのだから、個人的にはこれはVESA規格に非対応だ!!と思っています。


ホームセンターで35mmのM4サイズのねじを購入して、無理やりマウントさせてます。
いつか外れてしまいそうで怖い。





240Hzの滑らかなゲーム体験を得るだけなら問題なし

上記の滲みについて気にしない/G-SYNCを使わないなら、FPSの乱戦時におけるAIMのしやすさは、一度慣れてしまうともう60Hzの液晶に戻れない快適さがあります。

PCスペックだけでなく、表示させるディスプレイ側も重要という事がよくわかるモニターでした。





(1ms/240Hz/HDMI×2/DP/スリムベゼル/G-SYNC™対応/FreeSync対応/昇降ピボット/VESA)

ブログ内記事を検索

書いてる人

まったりと生きているネットワークエンジニアです。
指先ひとつで基幹ネットワークがダウンさ(トラウマ事例)
サーバー周りは勉強中。
当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています

フォロワー

QooQ