DCモーター扇風機とは
長年使用していた扇風機の調子が悪くなったため、本格的な暑さが到来する前に新しい扇風機を購入することにしました。
扇風機は壊れなければ長期間使用できる電化製品です。
夏場は毎日稼働する事もあり、静かなDCモーター扇風機に狙いを定めて購入検討を行います。
DCモーター扇風機の特徴
DCモーター扇風機は消費電力がACモーター扇風機に比べ、低くなっています。
DCモーター扇風機 風量強で消費電力が15Wほど
ACモーター扇風機 風量強で消費電力が50Wほど
ただ低消費電力なDCモーター扇風機を使うことで電気代は安くなりますが、ACモーター扇風機は機器の価格自体が安く、単純なコスト比較では長期間の使用であってもDCモーター扇風機の金額的なメリットはありません。
メリット
では何がメリットなのか?といえばモーターの回転数を細かく制御できる事です。
つまり、そよ風のような微風を簡単に作り出すことが可能となりました。
長時間扇風機に当たり続けるとだるさを感じるような事もあったので、そよ風並みの微風を出せるDCモーター扇風機に魅力を感じます。
また回転数が少ない=動作音も小さいという付随的なメリットもあります。
意外に扇風機の回転音は大きいですからね。
就寝時に使うときは音が静かな事も大きなメリットかと思います。
デメリット
扇風機としてみたら、これまでの通常のAC扇風機より価格が高いのがデメリットですね。
DC扇風機が持つ特徴に価値を感じないなら、高価な扇風機でしかありません。
比較検討
購入にあたり、カタログスペックだけではわからないので、実際に家電量販店に行って確認してきました。
予算は2万円以下でチョイスします。
ヤマダ電機、ヨドバシ、ビックカメラ、ノジマなどなど見て回りましたが、ヤマダ電機が一番品揃えと展示の仕方が良かったです。
何度も風量を変え風に当たり、F-DLW65、PJ-F3DS、HEF-DC80の3機種に絞り込みました。
それはさておき、個人的感想は以下の通り。
東芝 F-DLW65
まずは東芝のDCモーター扇風機、F-DLW65です。9枚羽根の効果なのか、最弱の微風時の当たり具合が一番良かった機種でした。
その他はオーソドックスにまとまっていて無難な感じに仕上がっています。
F-DLW65は特徴がないのが特徴・・・的な。
シャープ PJ-F3DS
シャープお得意のプラズマクラスターを搭載したDCモーター扇風機PJ-F3DSです。
PJ-F3DSは少し型落ちの分、2万円以下で安く購入できます。
最新のPJ-H3DSだと2万円越えでまだ高いですね
プラズマクラスターの効果はわかりませんが、いろんな機能が搭載されていてカタログスペックは比較対象の中で一番よさそうでした。
だるさ感を抑えるネイチャーウイングとか!
ただ、数分風を浴びた程度では本当に疲れいにくいのか実感できませんでした。
なお本体のタッチセンサーが個人的には使いにくそうなので、残念なところ。
日立 HEF-DC80
最後は日立のDCモーター扇風機、HEF-DC80です。
日立の特徴は、組み立ていらずという事のようです。
ほかのメーカーではコンパクトにするため、箱に収める際には分解して収納するのが一般的ですが、日立は分解せずにそのまま箱に収めてしまう方法をとっています。
収納が大きい家ではメリットかもしれません。
が、うちの収納スペースはそんな余裕がないので、却下です。
(押入れの中身の不用品を整理して捨てれば収まらない事もないのですが)
マニュアルを見るとお手入れのため、分解自体は可能となっています。
箱を別途用意すれば分解収納も出来なくないですね。
本体メニューは横一列に並んでいるから、一番見やすくわかりやすいと思いました。
結論
日立のHEF-DC80は未使用時に収納スペースをとる。シャープのPJ-F3DSは本体での操作時が少しネックとなる。
消去法で目立たった欠点のない東芝のF-DLW65を購入決定となりました。
そしてF-DLW65が手元に届いたので、初期不良がないかチェック・・・問題なしです。
0 件のコメント:
コメントを投稿