shadowplayの録画ファイル、aviutlでの音ズレ対策

2016年9月4日日曜日

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shadowplay





フリーの録画アプリにはロイロゲームレコーダーアマレコTV(アマレココ)等ありますが、ソフトウェアで圧縮しながら録画するため、録画中にCPU負荷がそれなりに発生します。

CPU依存が高いゲームではその負荷でフレームレート低下が発生し、出来れば避けたいところ。

そこでGPUの機能を使って録画することができる、NVIDIA製のshadowplayが重宝します。


NVIDIAの録画ツールshadowplay



shadowplayではCPU負荷がかららず、GPU負荷も数%ほどと言われており、ゲームのフレームレート低下などゲームプレイに影響を与えません。


shadowplayのメリット



  • 負荷を無視できるほど小さい

  • MP4形式で録画され作成されるファイルの容量が小さく、HDDを圧迫しない

  • デスクトップの画面を常に録画し続けることも可能で、シャッターチャンスを逃す心配がない


shadowplayのデメリット


  • ウインドウモードのゲームはデスクトップ全体を丸ごとキャプチャするしかない。(動画編集ソフトなどで不要個所のトリミングが必要)


  • VFR(可変ビットレート)でしか録画できないため、動画編集ソフトでそのまま編集すると音ズレが発生する

  • 特定のGPUでしか利用できない(GeForce GTX 600番台以降)


と、こんな感じでメリットとデメリットが存在します。




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shadowplayの音ズレ対策


撮った動画ファイルをaviutlの拡張編集で編集して再出力すると、音ズレが生じます。
これは動画がVFRで撮られるためです。

対策としては以下の方法があります。


aviutlの拡張編集を使わない


動画のトリミング、不要シーンのカット程度の作業であるなら、拡張編集の機能は使わずにすむため、aviutlのウインドウに動画をドラックして読み込ませ、カット作業して出力すれば音ズレは発生しません。


VFRの動画をCFR(固定レート)へ変換


動画をCFRにエンコードし直し、その後出来たファイルをaviutlで読み込ませれば音ズレは発生しません。
拡張編集機能を使って、ゆっくり実況動画を作りたい場合などはこちらの方法が確実です。

CFRに再エンコードするアプリはHandbrakeが便利です。


Handbrakeの使い方


デメリットとしては再エンコードで時間がかかるところ。

Aviutlの入力プラグイン、L-SMASH Worksで読み込み


※この方法、完全には音ズレ回避が出来ないみたい

L-SMASH worksの最新版を導入している場合、ファイル>環境設定>入力プラグインの設定>L-SMASH works File Readerの設定をクリックし、VFR>CFRの項目にチェックを入れます。

 
設定の数値の意味は以下の通りで、録画したファイル元のfpsに依存します。


    59.94fps:60000/1001
    60fps:60000/1000
    23.976fps:24000/1001
    24fps:24000/1000
    29.97fps:30000/1001
    30fps:30000/1000

またファイル>環境設定>入力プラグインの優先度設定で、L-SMASH worksを最優先にしておきます。



shadowplay、ウインドウモードへの録画対応は難しそうですが、CFR形式の録画対応は出来ないんでしょうかね。


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