ファイルの復元、ハードディスクの修復をするソフト

2016年1月10日日曜日

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こんにちは!PONです。

ハードディスクのデータを復元、壊れたバッドセクタを修復をするソフトについて調べてみました。

データ復元のための基本


誤ってゴミ箱から削除したファイルの復元をしたい場合、そのファイルを保存していたドライブへの書き込み読み込みを極力避ることが重要となります。


ゴミ箱から削除した段階でも実際のデータは即消去されるわけでなく、データは残っている状態です。

ファイルを復元するためのアプリはハードディスクに残っているデータ領域を調べ、再びアクセスすることが出来るようにします。


アプリを使う前にハードディスクへのアクセス(書き込み/読み込み)が発生すると、復旧させたいデータの領域が上書きされてしまい、復元させることが困難になりまるため、読み書きする前に復元用のアプリを素早く使用するのが有効です。

削除したファイルを復元するためのソフト


ハードディスクから誤って削除したファイルを復活させるためのファイル復元ソフトです。

2ちゃんねるのテンプレに記載されている、評価の高いソフトは以下のとおり。

・フリーソフト


Recuva


Recuvaダウンロード先


Recuvaの設定と利用方法

USBメモリにダウンロードしてインストールせずに起動する場合はRecuva - Portableの「Download」をクリックします。


ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。
ファイルの構成は以下のとおり。

OSが32bitの場合は「recuva.exe」
OSが64bitの場合は「recuva64.exe」を起動します。


Recuv


ユーザーアカウント制御のウインドウが出た場合は「はい」をクリックします。
初回起動時はウイザードが表示されますが、キャンセルしても問題ありません。

recuvaを起動するとデフォルトでは英語表示なので、オプションで日本語化します。
「Option」 をクリックします。
Recuvaオプション


languageのプルダウンをクリックします。
Recuva英語版

Japaneseを選択し、OKボタンを押します。
これですぐに日本語表示になります。
Recuva日本語化


復元したいファイルがあったハードディスクを選択して、「スキャン」をクリックします。
Recuvaスキャン


復元したいファイルを確認し、チェックを入れ「復元」ボタンをクリックします。

Recuva復元


復元先のフォルダを指定します。
(可能な限り)復元したいファイルがあったハードディスクとは物理的に別のハードディスクを指定します。
容量に問題がない場合はNASやUSBメモリでも可。
Recuva保存場所の指定


Recuva復元完了

recuvaは下記のUndelete360よりもスキャン速度が早い印象です。


Undelete360


Undelete360のダウンロード先


Undelete360の設定と利用方法


Undelete360はrecuvaと異なり、一度インストールする必要があります。
ダウンロードしたundelete-360-setup.exeをダブルクリックし、セットアップを起動します。

Undelete360セットアップウィザード

recuvaをインストールするフォルダを指定します。
復元したいファイルが有るハードディスクドライブとは別のハードディスクドライブを指定します。
Undelete360インストール先指定



「Launch undelete360」にチェックを入れFinishをクリックします。
Undelete360セットアップ完了


undelete360を起動すると英語表記なので、中央のEnglishボタン右のプルダウンから「日本語」 を選択します。
Undelete360日本語化

 「検索」ボタンをクリックし、復元したいファイルが有ったドライブにチェックを入れ、「開始」ボタンをクリックします。
Undelete360検索



スキャン完了後、復元可能なファイルが表示されます。
「状態」 が「最良」なら復元可能です。
「上書きされているます」なら復元は不可能です。
「ファイル名」左のチェックボックスにチェックを入れ、「復元」ボタンをクリックします。

Undelete360検索結果


「選択されたファイルの復元先」 で復元先のフォルダを指定します。

(可能な限り)復元したいファイルがあったハードディスクとは物理的に別のハードディスクを指定します。
Undelete360ファイル復元


・有料ソフト、製品


有料ですが、試用版でファイルが復旧できるかどうか確認は可能です。

直ぐ購入せず、復旧出来そうなことを確認してから購入するのが賢い対応ですね。




Handy Recovery (英語)
評価版は、1日あたり1ファイルを復元することが可能です。


ハードディスクの故障で、アクセス(読み込み)が出来なくなった際に使うソフト


ハードディスクの不良セクタを修復するためのソフトで、データを復元するソフトではありません。


例えばエクスプローラー上でハードディスクを開く際、時間がかかってエラーとなり開くことが出来ない場合、不良セクタが原因となっている可能性があります。

その不良セクタを修復するためのソフトです。

ハードディスクへのアクセスが出来るように修復し、ハードディスクが完全に壊れる前にデータを救出するためのツールといえます。

・フリーソフト


HDAT2 (英語)

使い方についてはここのサイトが詳しい
「HDAT2」による不良セクタの修復

正常なアクセスができず、ファイル復元ソフトを使ってもまともに機能しないハードディスクでは、
不良セクタが原因になっている場合があります。
もしそうであれば、「HDAT2」を使って不良セクタを修復することにより、
ハードディスクにアクセスできるかもしれません。

・有料ソフト


HDD Regenerator(英語)

少し古い記事です
使用不能になったハードディスクを復活させる「HDD Regenerator」
物理的にバッドセクタが発生して読み込めなくなったハードディスクをソフトウェアの力で修復し、再度利用可能にするという、にわかには信じられないソフトウェアです。
 

修復により読み込めるようになったハードディスクは、データをバックアップし破棄するのが懸命ですね。

間違ってもフォーマットして使い回すというのは避けるべきです。

ハードディスクの寿命と思って割りきりましょう。

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まったりと生きているネットワークエンジニアです。
指先ひとつで基幹ネットワークがダウンさ(トラウマ事例)
サーバー周りは勉強中。
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