インテルのBTデバイスではPCでaptX接続が出来ない
aptX対応ワイヤレスイヤホンをPCで使ってみたところ、明らかな遅延と音が飛ぶ現状が発生しました。
aptX接続であれば遅延が少ないはずなため、発生している現象から推測するとPCではSBC接続しているようです。
※Windowsでは明示的にaptXで接続する方法・接続の状態を確認する方法が用意されていません。
また、調べてみて分かったことなのですが、インテルの標準ドライバにはaptXで接続するためのモジュールが組み込まれていないらしく、PCで使う限りどう頑張ってもデフォルトではSBCで接続されます。
しかし、以下の方法を実行することでWindows PCでもaptXで接続する事が出来るようになりました。
なおaptX接続が出来ると画面右下に通知として下記のポップアップが表示されるため、確認が可能です。
PCでaptXで接続するための手順
イヤホンの接続を解除
まずWindows上でBluetooth接続されたワイヤレスイヤホンの接続を解除します。
確実なのは一度ペアリングを解除してしまうことです。
ついでにintelのサイトからBluetoothドライバをDLして最新バージョンに上げておきます。
aptXのドライバをインストール
デルのサイトから以下のファイル(Network_Application_100J9_WN32_17.1.1530.31_A00.EXE)をダウンロードします
または
Intel 8260 Bluetooth Audio Applicationと書いてありますが、使用中のwireless-AC 3168でも利用できました。
なおダウンロードしたファイルをそのまま実行してもインストール中に弾かれるので、7zipを使い、必要な中身のファイル(Intel Bluetooth Audio.msi)だけを取り出します。
右クリック>7zip>開く
Intel Bluetooth Audio.msiを取り出します。
再びPC上でペアリング
Intel Bluetooth Audio.msiをインストールし、ワイヤレスイヤホンを再びPCでペアリングします。
問題が無ければaptXで接続された旨が表示され、利用する事が可能です。
あとはサウンドデバイスの設定で音を出すデバイスをワイヤレスイヤホンに指定すればOKです。
音が出ないなどの問題がある場合
なお使用中のワイヤレスイヤホンTW-7100では上記手順だけでは音が出ませんでした。
デバイスマネジャーでハンズフリーと書かれている項目を無効化し、音が出るようになりました。
この辺りは謎です。
スマホ利用を想定したワイヤレスイヤホンをPCに接続しようとすると、手間暇がかかるんですね。
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