Catalyst2960Xの給電モデル
Catalyst2960Xの給電モデルを導入して無線APを接続すると、2960Xの内蔵ファンが全開で回転して非常にうるさくなりました。
ファンが全開で回る筐体とそうでない筐体があったので、当初は個体差もしくはファンの不良を疑いましたが、結論から言うと正常な動作という事がわかりました。
POEでの給電総W数が大きいとファンの回転数が上がる仕様だったように思います。(←サポートに確認したわけでないので、断定はできません)
給電するポートにpower inline staticを設定し1ポート30Wの電力を供給していましたが、power inline autoに変更すると、供給電力量が減ったおかげがファンの音が目に見えてわかるほど静かな状態になりました。
■power inline autoの場合
Interface Admin Oper Power Device Class Max
(Watts)
--------- ------ ---------- ------- ------------------- ----- ----
Gi1/0/1 auto on 26.1 AIR-AP2802I-Q-K9 4 30.0
Gi1/0/2 auto on 26.1 AIR-AP2802I-Q-K9 4 30.0
■power inline staticの場合
Interface Admin Oper Power Device Class Max
(Watts)
--------- ------ ---------- ------- ------------------- ----- ----
Gi1/0/1 static on 30.0 AIR-AP2802I-Q-K9 4 30.0
Gi1/0/2 static on 30.0 AIR-AP2802I-Q-K9 4 30.0
マシン室のような騒音が当たり前な場所に設置していた場合は気になりませんが、静かな居室に設置する場合はファンの騒音が苦情につながることがあるため、知識として知っておいたほうが良いかなと思います。
ちなみにファンが全力全開でまわっていると、ラックの扉を閉めた状態でも煩かったです。
0 件のコメント:
コメントを投稿