フル稼働するGPUが熱い
マイニングを試している最中ですが、デフォルト状態で何も制御せずにGPUをフル稼働するとGPU温度が80度近くにまで上昇するため、PCからの排熱が凄いことになります。
今の時期(夏場)は特に厳しい。
逆に冬場はかなりの熱源になって暖房が入らないかもしれませんが(言い過ぎ)
こちらは起動直後のGPUの様子、ZOTAC製GPUツール「FIRESTORM」 の画面です。温度は53度、FANスピードは0%です。
マイニングを開始すると温度82度、FANスピードも93%まで上がりました。
GPUのダウンクロックとマイニングへの影響
FIRESTORMでGPUの温度指定すると、それに合わせてダウンクロックしてくれます。
GPU TEMP TARGETを左にスライドし、GPU温度のターゲットを合わせます。
GTX1070環境で試したところ、温度を69度に設定するとファンスピードが騒音も気にならないレベルの74%まで落ちてくれ、バランスが良さそうでした。
NiceHash Miner 2のログはこちら。
通常時は283MH/sで安定
ダウンクロック直後のNiceHash Miner 2のログ
ガクッと264MH/sに落ちています。(最終的には248MH/sくらいまで落ちました)
騒音と排熱のバランスをとるなら、GPUのダウンクロックも考慮した方がよさそうですね。
消費電力も幾分か下がるようです。
ケース(Define R5)に側面ファン追加
Define R5の側面はケース取り付け用の窓が付いており、静音重視の場合は閉じる運用となりますが冷却重視とする場合は窓を取り外して側面ファンを取り付け可能です。
Define R5購入時にツクモで貰えたケースファン(DYNAMIC GP-14)を使い、取り付けてみました。
まずはGPU周りの熱を吹き飛ばすため、吸気(PCケースの中に風を送り込み)としています。
無負荷時は41度と取付前に比べ、10度以上も温度が下がっています。
利用GPUのデフォルト設定で、50度を超えないとGPUのファンが回らない設定となっており、ここに外部ファンが風邪を送り込むため温度が下がるのが当たり前ですが、ここまで下がるとは予想外でした。
10分ほどマイニングしてシバイた結果は以下の通り。
側面ファン有り78度 GPUファンスピード88%
側面ファン無し82度 GPUファンスピード93%
4度差ですが、側面ファンの効果が確認できます。
因みに排気の向きにファンを取り付けてみたところ、ファン無しの状態とほぼ変わらない状態になり、ファンの効果は全くなくなってしまいました。
なお側面ファンをつけることで、PCがさらにうるさくなりそうな気がしていましたが、 GPUファンが回りだすと結局GPUファンが一番うるさく、側面ファン音はほぼ気になりません。
結果から考えると、側面ファンはつけておいた方がいいですね。
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