GARP任せでARPテーブルクリアをしないのはトラブルの元

2017年6月3日土曜日

トラブル

t f B! P L
トラブル




F/Wの更新作業


F/Wリース切れとなり、F/Wの更新作業前のレビューを行いました

機器更新でIPアドレスを引き継ぐのなら、ルータのARPテーブルのキャッシュクリアは必要じゃないですか?と指摘したら

F/WがGARPを出すからいりません!

と自信満々で回答あり、ARPテーブルのクリアについては作業実施しないことになりました。


GARP(Gratuitous ARP)とはなんですか?


その名の通り、ARPパケットの1つです。

役割は2つ

  • 機器がGARPを送信し、同一セグメントにあるネットワーク機器がGARPを受信するとその機器が持つARPキャッシュを更新する

  • IPアドレスが重複していないか、確認するためのパケット



作業日にトラブル


更新作業後に通信が出来ないとの電話連絡を受け、ルータにログインしてARPテーブルを確認すると、MACアドレスが更新されていませんでした。

全然だめじゃないですか。
GARPとやらはどうしたのでしょう。

結局手作業でARPテーブルをクリアして、再接続を行いようやく認識してくれました。


やはり、手動でコマンド投入して動作させる方が確実ですね。



(スポンサーリンク)

ブログ内記事を検索

書いてる人

まったりと生きているネットワークエンジニアです。
指先ひとつで基幹ネットワークがダウンさ(トラウマ事例)
サーバー周りは勉強中。
当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています

フォロワー

QooQ