EMET5.5をインストールしたらIE11が重いのでEAFを無効化

2016年3月2日水曜日

windows セキュリティ

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EMET5.5





EMET5.5をインストールしたらIE11が実用に耐えないほど重くなりました。
最初はなにかウイルス感染でもしたのかと思った。


EMETとは


EMETはEnhanced Mitigation Experience Toolkitの略で、はマイクロソフト製のアプリケーション脆弱性緩和ツールです。

アプリに脆弱性が存在した時にEMETの機能で攻撃を回避することが期待出来るようになります。

万能ではありませんが、パソコンのセキュリティを高めておきたい場合は入れておくのも一つの手段です。

Enhanced Mitigation Experience Toolkit
EMET は、攻撃者が、コンピューターを脅かす際に使用されると思われる、最も一般的な操作や手法を予測し、これらの操作や手法をかわす、終了する、阻止する、および無効にするなどして保護を助けます。


EMETのEAFとEAF+を無効化


EMETのEAFとEAF+が有効になっている場合のみ、IE11が重くなりますので無効化します。

まず画面を開きAppsをクリック

iexplore.exeのEAFとEAF+のチェックを外します。



せっかくの防御機能が一部無効化されることになりますが、重すぎてブラウザとして使いものにならないので、仕方がありません。

調べてみると昔のバージョンからあるバグ(?)が修正されないで残っているみたい。

マイクロソフトの方で再現出来ないのか、直せないほど根が深い問題なのか、それとも日本語OSのみの問題なのか。

EMETの日本語版が出ないことから考えると、 日本語環境のみの問題の可能性が高そうです。


因みにEMETは攻撃と思われる挙動を検知すると、対象プログラムを停止してアラート表示をするようです。
今だに一度もアラート表示をしたことはありませんが。

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まったりと生きているネットワークエンジニアです。
指先ひとつで基幹ネットワークがダウンさ(トラウマ事例)
サーバー周りは勉強中。
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