電動アシスト自転車とは
電動アシスト自転車とはペダルを漕ぐ際にモーターを補助に使い、坂道などをとても楽に移動すること出来るようになる自転車のことです。
バッテリーを動力にしており、家庭用100Vで充電する事が出来ます。
10円くらいの電気代で50kmくらいは走行できるので、電気代はそれほど必要としません。
最近の車種では繰り返し700~900回は充電可能なっていて、一般的な使い方で寿命は7年ほどと言われています。
なお法令により時速24kmでアシストはゼロになるように設計されています。
電動アシスト自転車と電動自転車(フル電動自転車ともいう)は、似ているようで異なるので注意を。
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電動自転車(フル電動自転車)とは
ペダルを漕がないでも走行可能な自転車のことで、免許の所持、ウインカーの装着、自賠責保険の加入などが義務付けられています。
※電動アシスト自転車は免許不要で利用できます。
区分として電動自転車は、原動機付き自転車(原付)となりますので、購入の際はアシストタイプなのか確認をしましょう。
警視庁の注意喚起のページ
「ペダル付電動自転車」の走行(使用)に注意してください
「ペダル付電動自転車」とは、道路交通法上の「原動機付自転車」に当たり、市販されている「駆動補助機付自転車(電動アシスト自転車)」とは全く違うものになります。
主な電動アシスト自転車メーカー毎の特徴
国内メーカーは実質2社となる。メンテナンスや安全性を考えると、多少値が張っても国内メーカー品がお薦めです。
パナソニックサイクルテック
http://cycle.panasonic.jp/index.html業界トップシェアで車種が多く用途に応じて選ぶ事ができる。
バッテリー容量が大きいタイプが多く、連続航続距離が長いため遠方への移動が多い通勤、通学の使用にもおすすめ。
国内自社工場で一貫生産している。
ヤマハ発動機
http://www.yamaha-motor.jp/pas/世界初の電動アシスト自転車を発売したメーカー。
独自の制御機能「S.P.E.C.」搭載で、アシスト力が強く、坂道が多い道を利用する人におすすめ。
なおブリヂストンサイクルと提携していて、モーターまわりをヤマハ発動機、車体周りをブリヂストンサイクルがそれぞれ製造している。
ブリヂストンサイクル
http://www.assista.jp/lineup/index.html
上記の通りヤマハ発動機と提携しており、発売しているラインナップはヤマハ発動機と製品名は異なるが製品としては同じもの。
1回の充電で走行できる距離はどれくらい?
アシスト可能な走行距離は、電動アシスト自転車に搭載しているバッテリー容量に依存します。
そのため、基本的にバッテリー容量が大きいほど長時間の走行が可能と思って間違いありません。
メーカーのWEBサイトに走行距離についての一覧が記載されておりますから参考に
・パナソニックサイクルテック
20kmから180kmと車種によって大きな違いあがあります
http://cycle.panasonic.jp/faq/answer.asp?PB-0004
・ヤマハ発動機
20kmから60kmほどとなっています。
http://www2.yamaha-motor.jp/FAQ/Pas/answer/cn/02/qn/20003/
電動アシスト自転車は重い?
バッテリーやモーターの重量が加算されるため、単純な重さとしては通常の自転車よりも電動アシスト自転車は5kgほど重くなっています。
そのため、自転車から降りて手押しで駐輪場に止める際などに重く感じるのがデメリットです。
ただバッテリー切れでアシストが出来なくなっても多少重く感じる程度で、まったく移動できなくなるようなことはありません。
5kgと聞くとそれなりの重量に思えますが、バッテリーの位置が工夫されているのでバランスが崩れやすくなることもなく走行できます。
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