蚊取り機能付きの空気清浄機
シャープから蚊取り機能付きプラズマクラスター空気清浄機(長い)、蚊取空清「FU-GK50」が発売されます。
空気清浄機は花粉症対策として春先に一番活躍するイメージが強いところがありますが、蚊取り機能を搭載したFU-GK50は夏場の蚊の多いシーズンでも活躍出来る空気清浄機です。
目のつけどころがシャープすぎる、面白機能を持った空気清浄機のFU-GK50です。
買収でゴタゴタしているシャープですが、こういった変わり種の製品は開発を続けてほしいと思いますね。
僕の職場だと川が近いせいか室内に蚊が結構入り込むため、この蚊取空清をオフィスに設置して欲しいと思います。
何よりもオフィスの花粉症対策になりますからね。
※現在職場には空気清浄機がありません。
会社の経費で購入して製品レビューしたいです(笑)
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電気蚊取じゃダメですか
蚊対策に電気蚊取という製品ジャンルが市場には既にあるのに、なぜわざわざ空気清浄機に蚊取り機能を持たせた製品を開発したのかな?と思ってシャープの発表内容を見てみました。
殺虫剤は不要という利点!
蚊取空清が何よりも良い点は、殺虫剤(ピレスロイド)を使わないで済むところ。殺虫剤で使用される成分ピレスロイドは、哺乳類には作用が弱いため人体に与える影響は少ないですが、アレルギー症状を出す人もいます。
例えば赤ちゃんやお年寄りなどからだの抵抗力の弱い人、何でも口に入れてしまう年頃の小さい子供、ペットを飼っているといった環境で電気蚊取を使う場合、注意が必要になります。
その点、蚊取空清なら殺虫成分をまったく使わず、空気清浄機の吸気機能と粘着シートをうまく利用して蚊を捕獲するタイプなので、殺虫成分吸引による健康への心配がありません。
つまり蚊取空清FU-GK50は、小さいお子さんがいる家庭向けなどに最適ですね。
UVライトと人体、蚊にとってどちらが魅力?
- UVライトや外観でおびき寄せ
- 空気清浄の吸引力で吸い込み
- 粘着式「蚊取りシート」で捕獲
蚊は二酸化炭素に反応して血を吸いに来ると言われていますが、おびき寄せる効果が高いのは呼吸による二酸化炭素と夜間に輝くUVライト、一体どちらでしょうかね?
就寝時に顔の周りや耳元を「ぷ~ん」と飛ばれると、寝ていても半覚醒状態になるか、起こされるので、いずれにしても寝不足に繋がります。
シャープが「蚊取空清なら絶対に就寝中の耳元に近付けさせません!ぐっすり寝続けることができます!」と断言してFU-GK50を売ってくれるなら、即予約購入してもいいかも。
蚊を放した部屋の中で人体と蚊取空清のどちらが吸い寄せるのか、評価試験したりはしてないのでしょうか。
実環境に則した性能の情報がほしいところです。
シャープのページ
試験方法:約22m3(約6畳相当)の試験空間にFU-GK50、ダミーの黒色のボックス、2カ所に砂糖水を設置し、試験空間中央部より蚊を放ち、22時間後(明室状態14時間+暗室状態8時間)の蚊取空清での捕獲率を測定。
人がいる空間で性能試験もぜひお願いします!!
捕獲するけど沢山血を吸ってヘロヘロになった後だよ、とか悲しいからね。
予約台数1,000台を突破
薬剤不要で蚊を処理出来る機能にシャープが想定していたよりも需要があったようで、蚊取空清 FU-GK50の予約が好調とのニュースが有りました。
家電製品に1,000台の予約が入るって珍しいそうです。
部屋にある空気清浄機はまだ使って3年目で、ガタも来ていないから買い換える予定は無いですが、空気清浄機を持ってなかったら欲しかったかも。
この調子でいま世の中に存在しない潜在需要がありそうな製品をシャープがどんどん発売していけたら低迷から復活できそうでしょうか?
ただロボホンに需要があるとはちょっと考えにくいですが・・・
最後に
殺虫成分が不安で電気蚊取の使用を控えている人には、試してみる価値がありそうな製品ですね。
また余計な加湿機能がついていないので構造がシンプルな分、壊れにくく空気清浄機としての性能も期待できそう。
望む機能としては粘着シートという消耗品を無くして、紫外線など機械的な仕掛けで殺虫してくれたら粘着シート交換の手間がなくなっていいと思います。
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