仮想マシンでWindows7を動かしていたところ、Windows Updateの更新ファイルでHDDの空き容量を食いつぶし、Cドライブの空き容量が2GBを切りました。
そのため仮想メモリが足りませんとエラーが出るようになってしまいました。。
クリーンアップで不要なキャッシュなどを削除しても焼け石に水でしたため、HDD容量そのものを拡張します。
容量を拡張
仮想マシンを作成時、仮想HDDのファイルタイプをVDI(VirtualBox Disk Image )と可変サイズにしていた場合は拡張が可能です。
そうでない場合は仮想メディアマネージャーを使い、属性を変更する手間が発生します。(方法は後述)
コマンドプロンプトでリサイズ実行
VirtualBoxのGUI上ではHDD容量の変更操作は出来ないので、コマンドでHDD容量の拡張を行う必要があります。
コマンドプロンプトで実行
VBoxManage.exe modifyhd [VDIファイル名] --resize [変更したいHDD容量。MBで記述]
下記の環境の場合
-
VirtualBoxのインストール先C:\Program Files\Oracle\VirtualBoxVDIファイルの保存場所D:\winVDIファイル名Win.vdi変更後のHDD容量32GB
"C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\VBoxManage.exe" modifyhd "D:\win\Win.vdi"--resize 32768
0%...10%...20%...30%...40%...50%...60%...70%...80%...90%...100%
一瞬で完了。
これでHDD容量が32GB(30×1024)に変更されました。
仮想マシン上でボリュームの拡張
増やした分の容量は仮想マシンから見ると未割り当ての未使用領域となっているので、ログイン後に管理ツールで統合する必要があります。
コントロールパネル(表示方法 小さいアイコン)
→管理ツール
→コンピュータの管理
→ディスクの管理
右クリックして「ボリュームの拡張」をクリック
ボリュームの拡張ウィザードが立ち上がるので進める。
「次へ」
HDDが結合されていることを確認。
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仮想ディスクを変換する
仮想ディスクの種類をVHDに変更したり、固定サイズから可変サイズに変更したりする場合は仮想メディアマネージャーを使用します。
VirtualBoxのメニューから仮想メディアマネージャーを選択。
変更したいファイルを選択して、コピーアイコンをクリックします。
ウィザードに沿って変更したい種類のディスク形式を選択してコピーを作成できます。
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